【延べ30坪の3階建て】おすすめの間取り&注意点から依頼先比較まで

3階建て

「延べ30坪の3階建てには、どんな間取りがあるのだろう?」
「30坪の3階建てで、自分たちの暮らしやすい間取りってできるのかな?」

そう思っていませんか?

限られた敷地内でも間取りを工夫して、理想の家をつくりたい。もし30坪のスペースを最大限に活用して、暮らしやすい間取りにできたら最高ですよね。

この記事では「30坪の3階建て」おすすめの間取り例、3パターンをご紹介します。

おすすめの間取りはその3階建てに住む家族構成や生活スタイルによっても全く変わってきますが、ここでは【夫婦+子供2人】をモデルケースに典型的な間取り例を紹介します。

また、間取りを考える上で気をつけたいポイントや、実際に相談する際の依頼先についても解説します。

今回紹介するおすすめの間取り例やポイントを参考にしていただくことで、みなさんの中で「30坪の3階建て」の間取りイメージが具体的に固まってくることと思います。

30坪・3階建ての間取りについて事例を参考にすることで、あなたが満足できるマイホームを手に入れられることに、この記事が役立てば幸いです。

1. 3階建て・30坪のおすすめの間取り例

延べ床面積30坪以内で3階建てを建てる場合、家族共用のスペースとなるLDK(リビング・ダイニング・キッチン)を広めに設ける間取りとしてみてはいかがでしょう

延べ30坪の3階建て建築は、家を建てる敷地面積が限られ、家族4人で暮らす家とするとどうしても狭い部屋となってしまいがちです。

寝室などの居室が狭い部屋となる場合、リビング・ダイニングまで狭くなってしまうと、居住空間がどこも狭いように感じてしまい、せっかく建てた3階建てが落ち着かない家となってしまうかもしれません。

リビングやダイニングが多少広めの空間になっていれば、ゆったりとくつろげて心理的にもリラックスでき、家族団らんの時間も楽しいものになるでしょう。

ここでは延べ床面積30坪以内で、リビング・ダイニングスペースをきちんと確保しているおすすめの間取り例を3つご紹介します。

駐車場の有・無や、親と二世帯で住む場合など、考えられる状況別に説明していきます。

それぞれの間取りと、間取りごとのポイントじっくりチェックしましょう。

1-1 【夫婦+子供2人】の場合(ガレージ有)

プラン1

出典:間取りデータバンク「29坪ビルトインガレージ3階建ての間取りプラン」

1階にビルトインガレージを備え、2階を家族の共用スペースに、3階を主な居住スペースとした間取り例です。

子供が小さいうちは3階洋室を共用とし、大きくなってからは1階の洋室をどちらかの子供部屋とすることも可能です。

(間取り詳細)
1階:ビルトインガレージ、収納、浴室・洗面室、洋室
2階:リビング+ダイニングキッチン、トイレ
3階:洋室(間仕切り)、トイレ
屋上:ルーフバルコニー

おすすめポイント

・2階はLDKとトイレのみで広々と使える

・寝室を家族の寝室とし、間にトイレと収納を挟むことでプライバシーが保たれている

・1階洋室は客間兼・洗濯物干しスペースとして活用できるほか、子供が大きくなった場合に子供部屋にもできる

・ロフトとガレージ横の収納を広めに取り、オフシーズンのアイテムを収納できる

・広めのバルコニーからは3階建てならではの眺望が期待できる

1-2. 【夫婦+子供2人】の場合(ガレージ無)

プラン2

出典:理想の間取りcom「30坪3LDKルーフバルコニーのある三階建ての間取」

駐車スペースなしで敷地面積をいっぱいに使い、1階を夫婦用寝室に、2階がLDKと水回り、3階が子供部屋という間取りです。各部屋の独立性が高いのでお子さんが大きいご家庭にもおすすめです。

(間取り詳細)
1階:寝室+クローゼット、トイレ、玄関横収納
2階:ダイニングキッチン、浴室・洗面室、リビング、収納
3階:洋室×2(クローゼット付)、トイレ
屋上:ルーフバルコニー

おすすめポイント

・生活拠点が夫婦は1階、子供は3階で、プライバシーが確保されている

・水回りを2階に集約させることで家事が1フロアで行える

・リビングとダイニングキッチンのそれぞれに独立性を持たせている

・階段の上り下りにリビングとダイニングの間を通るので、家族と顔を合わせる機会がありコミュニケーションが取れる

1-3. 【夫婦+子供2人+親2人】二世帯同居の場合

プラン3

出典:間取りデータバンク「29坪の狭小間口の間取り3階建て」

1階にキッチン以外の水回りをまとめて、階段を家の中央に設けた間取りです。

親世帯の住居を1階とした場合、食事以外のすべてのことが1階で完結できます。

各フロアごとに部屋が完全に独立しているので、プライバシーが保たれる間取りと言えます。

(間取りの詳細)
1階:洋室+クローゼット、浴室・洗面室、トイレ、駐車スペース
2階:LDK、洋室+クローゼット、トイレ
3階:洋室×2(クローゼット付)、バルコニー

おすすめポイント

・親世帯が1階、2階が家族共用+夫婦の寝室、3階は子供用で、各階でプライバシーが確保されている

・階段が独立しており、風呂上がりなどにリビングを通らず部屋に各部屋に行ける

・ビルトインガレージではないので、敷地をフル活用した間取りをとれる

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2. 「30坪3階建ての間取り」で気をつけるべき点

エスキース

「30坪3階建ての間取り」で必ず気をつけたいポイントは、【水回り】【階段】【収納】の3点です。

30坪の3階建てでは敷地面積が限られるため、これらの使用頻度が高い場所を使いにくい場所に配置せざるを得ない場合があるからです。

例えば、トイレは夜間に利用することも考えると寝室と同フロアにあった方が便利ですが、間取りの都合でできない場合もあります。この場合、階段からできるだけ近い位置にするなどの配慮が必要になります。

階段や収納についても同様に配慮しなければならないポイントがあるので、下記で詳しく紹介していきます。

しっかりチェックして、効率のよい30坪3階建ての間取りを考えてみましょう。

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2-1. 水回り

キッチン

最も重要なポイントの一つが【水回り】の配置です。

これらが使いやすい位置に配置されているかどうかで、日常の暮らしやすさに大きな差が生まれます。

例えば、トイレは昼間だけでなく就寝中や体調が悪い時なども利用するものなので、寝室からわざわざ階段を上って行くような間取りよりも、同じフロアに配置されていたほうが便利です。
また、洗濯機置き場は、物干しスペースが違う階だと濡れた洗濯物を持って移動しなければなりませんが、同フロアなら移動も楽になります。

このように、水回りの間取りは日常生活のしやすさに直結する部分なので、気をつけて配置するようにしましょう。

各水回りのポイントは下記のとおりです。

◎トイレ
使用頻度の高いリビングと寝室からできるだけ行きやすい場所に配置する。同じ階にあるのが理想的だが、難しい場合は階段の近くに設置し、夜間でもスムーズに行けるようにする

◎浴室・洗面室
家族構成によって、利用しやすいベストな位置を選ぶ。
例えば小さな子供がいる家庭では母親が家事をするリビングと同フロアにあれば使い勝手がよく、高齢の親と同居する場合には階段の上り下りをせずに行ける1階に設置できると安心

◎洗濯機置き場
ベランダなどの物干しスペースと洗濯機置き場が同フロアにあると便利。別フロアとなる場は合、洗濯機置き場→階段→物干しスペースの導線がスムーズな位置を考える

◎キッチン
家族で食事をするダイニングに面している、または隣接しているのが定番のプラン。カウンターをはさんだオープンキッチンなら調理中も家族とのコミュニケーションを取ることができる

2-2 階段

リビングイメージ

「30坪の3階建て」では、リビングが1階または2階に配置されることが多く、階段がリビングのスペースの一部を通ることも少なくありません。このため階段の配置は「リビングの広さ」と「プライバベート感」を左右する大事なポイントになります。

ここでは、3階建ての階段が「リビングを通る/通らない/一部を通る」場合の、3つの例をご紹介していきます。

それぞれの特徴をとらえて、ご自分の家庭の場合はどの位置に配置したらよいか選んでみましょう。

◎リビングを通る階段(間取り1−1. 1−2.)
階段を昇り降りする際に必ずリビングを通るプランの場合、家族が顔を合わせる機会が増え、ちょっとしたコミュニケーションを多くとる機会が増えます。

子供が小さい場合や共働きの夫婦などで「家族とできるだけ顔を合わせて、コミュニケーションをとりたい」方におすすめです。

◎リビングを通らない階段(間取り1−3.
階段がリビングの外にある場合、部屋の独立性が保たれるのでリビングにいる家族を気にせず階段を上り下りできます。

例えば、風呂上がりなどにも誰にも会わずに浴室と自分の部屋を行き来できるので、「子供が大きいのでプライバシーを優先したい」といった場合におすすめです。

◎リビングの端にある階段
リビングの端に階段がある場合、階段を誰かが通るたびにリビングやダイニングから家族の動向を確認することができます。

顔を合わせるほどではないので毎回声を掛け合うようなことはないかと思いますが、「程よい距離感でのコミュニケーションをとりたい」と考える家庭におすすめです。

2-3. 収納

ウォークインクローゼット

収納は面積が限られる3階建ての家にとっては、家具で家を埋めつくさないためにも大事なポイントです。

間取りを工夫して収納スペースを多く設けることができれば、その分家具を置く必要がなくなり、部屋を広く使うことができます

ここでは工夫して設置することができる代表的な収納例紹介します。

あらかじめ間取りに組み込むことができないか、必ずチェックしてください。

◎階段下の収納
階段下のデッドスペースはオフシーズンのアイテムを収納するスペースとして活用。1階から2階までの階段と、2階から3階までの階段の2箇所を有効利用することを検討してみる。

◎玄関付近の食品庫
玄関から入って近い距離に食品庫(パントリー)を設置すると、ストック用の飲料や食品を保管できるので便利。

買い物してきた重い荷物を一旦保管しておき、必要なときだけ食品庫から取り出せる。

◎家族共用の収納
洗面室に家族共用の収納スペースがあれば、家族全員のタオルや下着類、寝具などを保管しておけるので大変便利。

さらに物干しスペースと同フロアにあれば、畳んだ洗濯物をしまうのもスムーズ。

3.  30坪の3階建てを相談できる主な依頼先

30坪の3階建ては、通常の平屋や二階建てを建てる時と同様、ハウスメーカーや工務店、設計事務所に依頼することが可能です。

しかし、家を建てる際に何を優先するかによって依頼先が変わってきます

たとえば、家の品質や短い工期を優先するならばハウスメーカーが有力候補になりますし、デザインにこだわった家づくりを望むならば設計事務所がおすすめと言えるでしょう。

ここでは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所それぞれの特徴を紹介します。

メリット/デメリットからそれぞれの注意点までくまなくチェックして、自分にぴったりの依頼先を選んでください。

【ハウスメーカー】

特徴・メリット ・生産設備を自社で所有し、建築資材等を規格化することで大量の注文住宅を短工期で建てる
・品質が一定で、クオリティを保証している
デメリット ・規格や用意されたオプション以外のことは実現しにくく、他と比較して自由度が低くなりがち
注意点 ・希望の仕様にアレンジする場合はオプション費用が別途必要
こんな方におすすめ ・多くのパターンから好みのものを選びたい方
・品質やアフターサービス面で安心感を求める方


【工務店】

特徴・メリット ・建築の専門業者を集めて施工全体を管理しており、細部に至るまで相談ができる
・間取りや構造面で融通がきくことが多く、ハウスメーカーに比べると自由度が高い家づくりができる
デメリット ・品質面で担当者や施工業者によるところが多く、一定とはいいがたい
注意点 ・地域密着型の工務店でない場合はアフターメンテナンスに注意が必要
こんな方におすすめ ・間取りや壁面、屋根など各部位の仕様にこだわりたい方

【設計事務所】

特徴・メリット ・建築物としてデザイン性に優れた設計を依頼できる
・業者側ではなく世帯主側の立場に立って設計の提案が期待できる
デメリット ・センスの好みが合う設計事務所かどうか見極められないと、好みと合わない設計となってしまう場合がある
注意点 ・アフターメンテナンスがどこまで対応可能かは施工する工務店次第という面もある
こんな方におすすめ ・生活空間を大事に考え、自分らしい個性ある家づくりをしたい方

まとめ

いかがでしたか?

「30坪の3階建ての間取り」では、駐車場の有/無や、二世帯同居のなど家族のスタイルによって3つのおすすめの間取り例をご紹介しました。

また【水回り】【階段】【収納】の3つのポイントに気をつけることで「30坪の3階建ての間取り」をより快適な暮らしのできる間取りににしていくことが重要。

30坪3階建てに暮らす家族の家族構成や、優先する事項は何かを確認してまずは希望にあった依頼先を選び、問い合わせをしてみましょう。

▼次にぜひお読みいただきたい記事です!▼

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