住宅見学会で必ず押さえておきたい5つのポイント

木造構造

 

 

住宅見学会で必ず押さえておきたい5つのポイント

マイホームを建てることは人生においてとても大きな決断です。

失敗しない後悔しない工務店を選ぶために住宅見学会で必ず押さえておきたい5つのポイントをお伝えします

 

1 住宅見学会とは

 

失敗しない後悔しない家つくりをお願いしたいハウスメーカーや工務店を探すための「構造見学会」と「完成見学会」の2種類の住宅見学会の違いを知っておきましょう

2種類の見学会では「工務店がどのように家をつくり進め、どのような家を完成させたのか」までを知ることができ「マイホームを注文住宅で建てたい!」と考えている方の家がどのようにつくられるのかのイメージがわいてきます

⑴  構造見学会

構造見学会は住宅の基礎知識を学び家の構造や建築工法の特徴およびメリット、デメリットを学べる良い機会です。

構造見学会とは建築中の家を内装工事に入る前に完成後では隠れて見えないような範囲までを現場で見ることができます。

現地では実際の家の建築中の様子を見学しながら家の土台となる基礎の部分、家を支える柱の太さ、屋根を支える梁の部分、柱の連結となる桁や耐震性を高める筋交いの部材など建築物の骨組みを構成する構造方法を見ることができます。

また、建築にかかわっている現場の人達の話を聞くこともできます。

構造見学会では家がどのように建てられるかを学び安心安全を確認できます。

 

⑵  完成見学会

完成見学会は自分たちの家つくりにおいて参考にしたい施主様と工務店のアイディアがたくさんつまったところを見ることができ、施主様の要望やこだわりを工務店がどのように応えたかを確認できる良い機会です。

完成見学会とは完成したばかりの家の施主様のご厚意でご入居前に工務店が施主様よりお借りして内覧しているものです。

見学会は実際にこれから住まわれる方の要望を取り入れた家の外観デザイン、外壁材、内装材、生活動線など家具の搬入前の住まいをみることができます。そのため自分たちの暮らしを想像し参考にしたいところを見ることができます。

完成見学会では実際に施主様の暮らし方を体感できます。

以上が住宅見学会の大きな2つの種類です。

失敗しない、後悔しない工務店を探すには実際の「構造見学会」「完成見学会」のどちらにも足をはこんでみましょう。

 

2 見学会で必ず押さえておきたい5つのポイント

木造構造

 

構造見学会での5つのポイント

ポイント1 現地での質問事項を事前にまとめておく

家つくりの建築工法や構造方法は工務店によって違いがあります。初めての構造見学会に行く前に工務店のホームページを見てこの会社の建築工法や構造方法などを分かる範囲で少しでも情報収集して「自分が何をもっと知りたいのか」をまとめ質問しながら現地を見学することが住宅の基礎知識や家の構造、建築工法の理解が深まります

ポイント2この構造見学会の家はすべて標準仕様ですか?」と質問する

家つくりの構造でも施主様からの要望で床暖房仕様にしてあったり耐震強化対策に柱の連結金具を強化してあったり断熱材を強化してあったり工務店は施主様の様々な要望を標準仕様から特別に対処しています工務店の標準仕様を知っておくことは家つくりの予算にもかかわってくる大切なことです。「この家は標準仕様ですか?」と質問してみましょう。

ポインント3 断熱、耐震、資材、連結金具、音漏れ対策は確認しておく

(断熱性)壁、ゆか、屋根に断熱材をすきまなく詰め保温性を高めます。断熱材や断熱方法は様々な種類があります。 (耐震性)耐震対策には建築工法によってさまざまです。安心を確保するためにも確認しておきましょう。

(資材)建築に使用される柱や床材は工務店によって太さも厚みも材料も国産であったり輸入品であったり様々です。家を支える大事な柱はぜひ確認しておきましょう。

(連結金具)柱と柱をつなぐ連結金具はどのように使われているのか、その特徴など安心安全を守るためにも確認しておきましょう。

(音漏れ)水まわりにおいて隣近所への音漏れや2階からの1階への床音など気になるところです。 設計の段階で自分たちの間取りばかり気にして近隣への配慮を忘れてしまう場合もあります。この音漏れ対策が構造においてどのように対処してあるかを現地で確認してみましょう

構造見学会でしか確認できない完成後隠れてしまう部分はしっかり見ておきましょう

ポイント4 大工さんの対応をみる

家の構造は完成してからでは見えないとても大切な部分です よって家の骨組みを作っていただける大工さんへの質問会話重ねることは大工さんのこだわりを確認できます。大工さんのちょっとした気配りや気遣いなどが家つくりに活かされています。 見えない部分を確認できる構造見学会だからこそ大工さんの家つくりにおけるこだわりや気づかいが確認できます。

ポイント5 丁寧な仕事であるか確認する

構造見学会では内装仕上げで隠れてしまう部分をみることができるので床下や資材置き場などみることは丁寧な仕事をしているかを確認できます。 床下にタバコの吸い殻や木くずが放置されていないか、資材置き場が整理整頓されているか、ご近所への安全配慮など工務店が丁寧な仕事をしているかを確認してみましょう

完成見学会での5つのポイント

ポイント1 現地での質問事項を事前にまとめておく

家族でどんなマイホームを建てたいか暮らしていきたいかをまとめておくと自分たちの理想とする家つくりの要望と完成見学会で違う部分を見ることができます この違いを自分たちの要望に対し工務店の対処を知ることはとても大切です。 工務店の家つくりのこだわりですべてを対処していただけるとは限りません。 質問事項をまとめておくことは工務店選びがスムーズに進みます。

ポイント2 この完成見学会の設備品は全て標準仕様ですか?」と質問する

工務店の住宅設備品の基準はそれぞれ違いがあります。見学会場でのキッチン、バスなど設備機器が最初から設備されている場合がほとんどです。 しかし施主様の要望で入居される方の暮らし方によってキッチンの高さを変更、キッチン設備品を標準から上級に変更、浴槽などを標準設備品からサイズ変更される方があります。 また扉やサッシなどの建材品も標準品から「断熱を強化したい」などの要望から変更される方があります。

工務店の設備品の標準仕様を確認しておくことは家つくりの予算にもかかわってくるとても大切なことです

ポイント3 工務店の入居される方への気配りができているか確認する

完成見学会場はどんな方がお暮らしになるか確認してその暮らし方をイメージし入居者への気配りやこだわり間取り、生活動線、階段、窓、ご近所への気配りなどができているか自分たちの生活パターンと照らしあわせて確認しましょう。特に窓の位置などは土地図面から設計された場合はご近所との視線に対する配慮に欠けている場合があります。バリアフリー対策や様々な質問を工務店に尋ねその対応から工務店選びをしましょう

ポイント4 自分と担当者との相性がよいか確認する

担当者との相性や質問への対応が真摯であるか確認しましょう。特に直近の見込み客であるかを工務店担当者は探ろうとします。丁寧な対応、要望を取り入れたくない対応など会話を重ねることによって相性や工務店選びに大きく左右するでしょう。 理想の家つくりを叶えるために自分たちの要望にどのように応えてくれるのかは自分と担当者との相性がとても工務店選びに大切なことです。

ポイント5 丁寧な仕事であるか確認しましょう

見学会では室内での内装の仕上げや階段まわりやてすりなど細かい作業の部分が丁寧に処理されているかをみることはとても大切です。 目にあまり届かない部分まで丁寧に仕事されている工務店であるかを知ることは工務店選びにとても大切なことです。

3 見学会の流れ

住宅見学会の流れは「構造見学会」「完成見学会」とも下記の流れが基本となります。

⓵見学会の探し方

工務店のホームページ、新聞折込チラシ、住宅情報雑誌などから見学会の日程と案内場所を探します。(工務店は地元を中心に営業活動されているため手始めにご自身の地元工務店のHPを確認していただくとよいでしょう)

⓶予約について

工務店によっては予約が必要なところがあります。 (予約が必要なところは工務店の案内対応を効率よく丁寧にお客様に案内したいためです。 また、個人情報の考えから工務店も施主様も内覧を本当に必要な方だけに絞りたいため予約形式にして現地詳細住所は返しメールなどにされている工務店もあります。 予約が必要でないところは工務店社員総出およびキッチン設備などの納入会社まで会場で案内に携わっています。

⓷現地での注意したいこと
<構造見学会の場合>

柱や床が建築途中のため現地スタッフの指示に従ってください。そしてサンダルやヒールで行くことはとても危険であり現地ではヘルメットを着用します。服装にも気をつかいましょう。またお子様の同伴は避けましょう。やもえない場合はお子様一人での行動はさせないようにしましょう。

<完成見学会の場合>

現地では玄関室内に入るとスリッパと手袋が渡されます 施主さまの完成ご入居前大切なご自宅となります。スリッパと手袋は現地で用意していただけますがあまり建築物には触れないほうが良いかと思われます。布製のメジャサイズを実際に測ってみたい場合は布製のメジャーを持参しましょう。)

⓸現地でのアンケートは名前だけで簡単にしましょう

工務店は家つくりの見込み客を探しています。 玄関より入室されるときまたは見学を終えて帰るとき見学会場でアンケート記入をお願いされます。たいてい住所、お名前、建築予定などですが工務店より後日ダイレクトメール送付および「工務店の見込み客獲得」のためです。 個人情報をあまり記入したくない場合はダイレクトメールやこの工務店の家つくりの情報を今後も知りたい場合のみ電話番号や住所、建築予定を記入しましょう

私の経験から建築予定が2~3年後であればダイレクトメールは届きますが電話はほとんどかかってきません。

⓹見学会の見方

見学会では予約してある場合は営業担当となられる方から丁寧に時間かけてご説明いただけます。普通40分くらいかと思います。会場では質問にもしっかり答えていただくことができます。

予約を必要としないようなところでは各間取りの部屋および屋外にも社員の方が多数控えているため質問には丁寧に答えていただくことはできますが完成見学会では基本「自由にご覧ください」というスタイルです。

構造見学会では自由見学でなく案内係が同行します。 構造見学会、完成見学会ともできればご家族での見学をお勧めしますがお子様同伴は危険がともなったり予期せぬ事故を防ぐためにも避けられたほうがよいでしょう 。

まとめ

見学会で必ず押さえておきたい5つのポイントまとめ

構造見学会の場合

⓵現地での質問事項を事前にまとめておく

⓶「この見学会の家はすべて標準仕様ですか?」と質問する

⓷断熱、耐震、資材、連結金具、音漏れ対策は確認しておく

⓸大工さんの対応をみる

⓹丁寧な仕事であるか確認する

完成見学会の場合

⓵現地での質問事項を事前にまとめておく

⓶「この見学会の設備品すべて標準仕様ですか?」と質問する

⓷工務店の入居される方への気配りができているか確認する

⓸自分と担当者との相性がよいか確認する

⓹丁寧な仕事であるか確認するそれぞれの見学会で5つのポイントを必ず確認していただければきっとあなたのマイホーム作りを叶えてくれる工務店が見つかるでしょう。

▼次にぜひお読みいただきたい記事です▼

「家づくりの流れ10のステップ虎の巻」を読んで理想の家を建てよう