500万円で家が建つ!超ローコスト住宅の事例と建てる際のポイント

住宅と電卓

500万円で本当に家が建つのだろうか?
建つとしてその品質は?一体どんな家なんだろう……

この記事を選んだあなたは、そんな興味を抱いているのではないでしょうか。

家を買うなんて夢物語と仰る方も、500万円ならマイホームがかなり現実的に見えてきますよね。

そんなあなたにお伝えしましょう。

「500万円で家は建てられます」

そのことを信じて頂くために、500万円で建てられる超ローコスト住宅の事例をご紹介します。

あわせて、ローコスト住宅のメリットとデメリットを解説します。

また、建てる時に注意しておくべきポイントも詳しく説明しますのでぜひ最後までお読み下さい。

500万円で建てる家、どんなものか、何に注意すればいいかがご理解いただけると思います。

あなたの大切なマイホーム造りの参考に、この記事がお役に立てば嬉しいです。

1.  500万円で建てられる!超ローコスト住宅例

模型の家

もう一度書きます。

500万円で家は建てられます。

現実に「500万円」あるいは「500万円台」の新築一戸建てという商品を販売しているハウスメーカーが確かにあるのです。

一般にローコスト住宅というと価格が1.000万円台の家のことををさしますが、その半分の500万円となると「超ローコスト住宅」といった方がいいでしょう。

「超ローコスト住宅」を商品化しているハウスメーカーから以下の3つをご紹介します。

①ヒラキハウジング「建つんです500」
②友建設「夢55の家」
③楽ちん住宅「R-01」

②と③に関しては500万円ちょうどではありませんが、500万円台ということで参考にしてください。

500万円で建つ家とは果たしてどんな家なのでしょうか??

1-1.ヒラキハウジング「建つんです500」

ヒラキハウジング

出典:熊本の住宅メーカー「ヒラキハウジング

熊本の住宅メーカー、ヒラキハウジングでは「建つんです500」という商品を販売しています。

500万円という超ローコストながら間取り変更可と謳っているのも大きな魅力です。

平屋で2LDKという基本の間取りは決まっていますが、キッチンやリビングの場所を自由に選べます。

ヒラキハウジング2

出典:熊本の住宅メーカー「ヒラキハウジング

「建つんです500」は、大型台風で家が倒壊した老夫婦に「小さくていいから借家にもできる500万円くらいの平屋を建てたい」と相談を受けて試行錯誤しながら開発された商品。

超ローコストながら一生の住宅に、老後の2回目の住宅に、また借家計画にと「様々な用途に応じられる住宅」をモットーに建てられています。

付帯設備として、システムキッチン(タカラ)、システムバス(タカラ)、電気温水器(コントローラー付き)、ホーロー化粧洗面台(タカラ)などが標準仕様で備えられています。

<「建つんです500」施工物件/外観実例>

ヒラキハウジング3

ヒラキハウジング4

出典:熊本の住宅メーカー「ヒラキハウジング

注意!
ヒラキハウジングさんの建築対応可能地域は熊本県内です。熊本県外の建築にはご対応されていませんので注意してください

1-2.友建設「夢55の家」

友建設1

出典:夢55の家 ひらや|友建設

2つ目の事例、友建設の「夢55の家」なら平屋を550万円で建てられます。

間取りは以下の4パターンの中から選びます。

<南玄関プラン>

友建設2

出典:夢55の家 ひらや|友建設

<北玄関プラン>

友建設3

出典:夢55の家 ひらや|友建設

<東玄関プラン>

友建設4

出典:夢55の家 ひらや|友建設

<西玄関プラン>

友建設5

出典:夢55の家 ひらや|友建設

「夢55の家」は、友建設が“手の届く夢”として提案する企画住宅シリーズ。

ライフスタイルに合わせて選べる4つの間取りと、一生暮らせるスタイリッシュなデザインに力を注いでいる住宅です。

付帯設備として、システムキッチン(LIXIL)、システムバス1216タイプ(LIXIL)、洗面化粧台シャワー付きタイプ(LIXIL)などが標準仕様で備えられています。

注意
友建設さんも原則として熊本県内が建築可能地域です。ご注意ください。

1-3.楽ちん住宅「R-01」

楽ちん住宅1

出典:千葉・茂原で平屋を建てるなら平屋専門店の楽ちん住宅

千葉県にある平屋専門のハウスメーカー「楽ちん住宅」の「R-01」は建物本体価格553.7万円です。

約12坪(40㎡)、間取りは以下のようなシンプルな1LDKです。

楽ちん住宅R01

出典:千葉・茂原で平屋を建てるなら平屋専門店の楽ちん住宅

R-01は「自分たちにちょうど良いコンパクトな生活を手頃な価格で実現する」ことをめざす、楽ちん住宅のもっとも低価格の商品です。

楽ちん住宅では、全国のローコスト住宅会社と提携して共同仕入れを行うことや、経費の掛かる住宅展示やCMなどはしないことでローコストを実現させています。

他にも、600万円、685万円、791万円と1.000万円以下の平屋商品がいくつもあり、子育て世代を中心に生活に無理のないお手頃価格で、かつ、高品質な平屋を提案しています。

付帯設備としてシステムキッチン「AS」(LIXIL)、システムバス「アライズ」(LIXIL)、洗面化粧台「ピアラ」(LIXIL)などが標準仕様で備えられています。

注意!
楽ちん住宅(御園建設(株))さんは千葉県茂原市を中心に営業されています。建築可能地域については直接お問い合わせください。

2.超ローコスト住宅500万円の「メリット」と「デメリット」

模型の住宅

500万円台で超ローコスト住宅を建てる場合の「メリット」「デメリット」を解説します。

500万円台で家が建てられるなんて嬉しい、と感じる一方、あまりの値段の安さに不安を覚える方も多いでしょう。

メリットとデメリットを把握することで、超ローコスト住宅を選択する利点や注意点が明確になります。

以下の解説を読んでしっかり理解していきましょう。

2-1.【ローコスト住宅500万円】4つの「メリット」

超ローコスト住宅のメリットは4つ挙げられます。

①土地にお金を掛けられる
②ローンの返済額が安い(返済期間が短い)
③20代でマイホームが持てる
④ライフスタイルに合わせ建て替えがしやすい

ひとつずつ具体的に説明します。

①土地にお金を掛けられる

「家より土地(住む場所)にこだわりたい」という方には、建物が安いぶん土地にお金を掛けられるのがメリットでしょう。

仮に予算が2500万円なら、2000万円の土地が買えることになります。

都心部や、駅が近い、スーパーや病院が近くにあるといった利便性の高い地域は地価が高額です。

建物にかける費用が抑えられれば土地の選択肢が広がります。利便性の高い立地に予算内で一戸建てを建てる可能性が拡がります。

②ローンの返済額が安い(返済期間が短い)

500万円の超ローコスト住宅なら住宅ローンの返済額は安くてすみます。

35年ローンで固定金利1.5%(ボーナス払いなし)のローンを組んだとして、月々の返済額は15,309円。賃貸物件に家賃を払うより安い金額といえるでしょう。

逆に返済額をもっと多くできるのであればローン返済期間を短くすることが可能です。

③20代でマイホームが持てる

500万円の超ローコスト住宅を選べば、20代でも新築の戸建てを建てることも夢ではありません。

20代では月々の返済額の負担が大きく、所得に見合ったローン設定がしにくいかもしれません。

しかし、500万円なら比較的簡単にローン審査も通りやすいと考えられます。

20代で家を購入できれば若い間にローンを完済できます。

老後にローン返済を残すことがなく、将来を見通しやすい生活設計が可能でしょう。

④ライフスタイルに合わせた建て替えがしやすい

500万円の超ローコスト住宅なら大がかりなリフォームをするのと同じ位の予算で建て替えが視野に入ります。

建て替えのしやすさは、ライフスタイルに合わせて住居を変えていきたい人にとってはメリットになります。

家を建てるというと「終の家」というイメージがありましたが、昨今ではマイホームに対する考え方も変わってきています。

子供が大きくなるまで住む家が欲しい、老後を2人で暮らす家が建てたい、といったライフスタイルに合わせたマイホームを求める人も少なくありません。

ライフスタイルに合わせて住まいを変えていきたいという人にとっては、500万円という価格で建て替えができる超ローコスト住宅は魅力的でしょう。

2-2.【ローコスト住宅500万円】6つの「デメリット」

超ローコスト住宅のデメリットは6つあります。

①かならず平屋になる
②自由な間取りは望めない
③耐久性や耐震性が優れていない
④キッチンや風呂、トイレなど設備のグレードが低い
⑤一般的な価格の家より保証面で劣る
⑥自分の住みたい地域に超ローコスト住宅を扱う会社があるとは限らない

ひとつずつ解説します。

①かならず平屋になる

500万円の超ローコスト住宅はほぼ間違いなく平屋になります。

2階建て以上となるような規模の住宅は材料費、人件費、工事期間すべて平屋よりコストが掛かってしまい、500万円で建てることが不可能だからです。

平屋でかつ延べ面積も狭いものになります。当然部屋数も多くありません。子供が2人以上いる、来客が多いといった方には部屋数が足りない可能性があります。

2階建てを望んでいる、部屋数の多い間取りにしたいという方には超ローコスト住宅は難しく、デメリットと言えるでしょう。

②自由な間取りは望めない

500万円の超ローコスト住宅では自由な設計は望めません

ほとんどの場合、間取りや設備など仕様が決まっている規格型商品になります。

一般的な注文住宅は自由に間取りや仕様が選べます。ライフスタイルや好みに合わせてプランや設備を選ぶことが家をつくる楽しみの一つですが、500万円の予算内では実現不可能です。

超ローコスト住宅は、規格のものを採用して大量生産することで、設計費、材料費、人件費などのコストを抑えているのです。

ですから、500万円で家を建てる場合には、ある程度決まった設計に自分たちが合わせる形になることは覚えておきましょう。

③耐久性や耐震性が優れていない

超ローコスト住宅は一般的な注文住宅に比べると、耐久性や耐震性が優れているとはいえません。コストを抑えるため、できるだけ安い材料を採用しているからです。

昨今では様々な耐久性、耐震性のある木材や壁材、床材が開発されています。高性能住宅と呼ばれる家や、高価な注文住宅ではそういった材料が採用されますが、500万円の家では使用されません。

もちろん安価な材料でも建築基準法の適正な基準はきちんとクリアしていますすが、高い耐久性、耐震性で安心感を持ちたい方にとってはデメリットといえるかもしれません。

④キッチンや風呂、トイレなど設備のグレードが低い

500万円の超ローコスト住宅は、キッチン、風呂、トイレなどの設備のグレードが低いです。費用を抑えるために、標準、もしくはグレードの低いものを採用しています。

水回りの設備に最新機能、高級グレードのものを採用すると、安いグレードのものと比べて数十万円単位で価格が違ってきます。

500万円の超ローコスト住宅でその選択をするとオプションとなり予算オーバーしてしまいます。

超ローコスト住宅ではキッチンや風呂、トイレの設備は一般的な仕様のものになります。設備、水回りにこだわりがある方にとってはデメリットといえるでしょう。

⑤一般的な価格の家より保証面で劣る

超ローコスト住宅は建築後の保証面で一般的価格の家より劣ることが多いようです。無料メンテナンスの保証期間が2年ほどの所もあるようです。

一般的な注文住宅の建物保証は10年です。保証期間内であればアフターフォローが無料になるといった物件も見られます。

一方、超ローコスト住宅ではアフターフォローが有料だったり、無料で受けられても対応が遅くなるいうケースもあります。

⑥自分の住みたい地域に超ローコスト住宅を扱う会社があるとは限らない

1章でご紹介した建設会社さんの例をみてもお分かりのように超ローコスト住宅はその住宅会社の知恵と工夫で低価格を実現しています。

そういう会社がどこの地域にも必ずあるわけではありません。自分が住宅を建てたい地域に超ローコスト住宅を建築可能な建設会社が見当たらないことも大いにあり得ます。

地域が限定されてしまうこともデメリットといえるでしょう。

3.新居を500万円で建てる際に抑えておくべき5つのポイント

模型の家

超ローコスト住宅を建てる際に抑えておくべきポイントは、

・オプション料金に気を付ける
・建築材料をチェックする
・建築期間を確認する
・建てる職人について聞いておく
・建築後の保証内容を把握しておく

の5つです。

これらに注意しておくと不安が少なく超ローコスト住宅の検討ができると思います。ひとつずつ解説していきますので、しっかり把握していきましょう。

3-1.オプション料金に気を付ける

超ローコスト住宅を建てる際は、オプション工事の料金を必ずチェックしてください。

契約前の見積り書には基本プラン(設備)のみが表示され、オプション料金が示されていないことがあります。

住宅本体は安くても、オプション料金は高額になるという場合があります。

標準仕様でないものを追加した為に、大幅に予算をオーバーしてしまったということのないように注意したいものです。

たとえば標準以外に2カ所追加で雨どいをつけたところオプション料金として30万円上乗せになったという例もあるようです。

すべて標準仕様でOKという場合はともかく、こだわりの部分がある方はオプション料金がいくら増額になるのか注意しておきましょう。あなたの予算でどの程度オプションの追加は出来るのか、それはいくらなのか、契約前にしっかり確認するようにしましょう。

ここに注意!
超ローコスト住宅の場合、外構工事費用はほぼ例外なく料金表示に含まれません。
家本体は500万円で購入できても、庭のフェンスや駐車場を造るには別に料金が掛かります。
広さや形状によって違うので一概にいえませんが、フェンスは安くても10万円以上、駐車場なら15万円以上はみておいた方がいいでしょう。
「500万円で家を建てる」と聞くと、外構費用などすべて含まれていると思いがちなので注意してください。

3-2.建築材料をチェックする

ローコスト住宅を建てる際には、使われる建築材料について「なぜ低価格が可能なのか?」、納得できる理由かどうかを確認するようにしてください。

コスト削減のためだからと質の悪い材料が使われているとしたらそれでも良いと思えますか?古い外壁材や断熱材が使われると聞いても納得できますか?

建築関連法規に違反していなくても、通常の住宅より劣る家になってしまうかもしれません。契約前に建築材料について、どのようなものを使うのかメーカーの説明が納得できるかよく聞いてみましょう。

3-3.建築期間を確認する

建築期間が短すぎないかをチェックし、短すぎる場合は注意しましょう。工期の短縮で費用を抑えようとしていると考えられ、工事が雑になる可能性が高くなります。

一般的に注文住宅の建築期間は半年くらいです。短くても4ヶ月〜5ヶ月は掛かります。

「工期はたったの2ヶ月」といったふれこみのローコスト住宅メーカーは、工期を短くすることで人件費などのコスト削減を図っています。契約の前に必ず工期を確認し、短いと感じる場合は理由の説明を求めて納得できるか確認しましょう。

3-4.建てる職人について聞いておく

どのような職人が建築工事に携わるのかを確認しておくことも重要です。ローコスト住宅の場合、経験の浅い新人やアルバイトなどを登用してコストを抑える場合もあるようです。

経験の浅い職人が中心になって建築した場合、同じ建築材、同じ工期だったとしても家として不安な出来上がりになることはどうしても否めません。

そのような不安を避けるために、契約前に「どのような職人が現場作業をするのか」を設計担当者や営業担当に必ず確認するようにしましょう。

3-5.建築後の保証内容を把握しておく

ローコスト住宅を建てる際は、竣工後の保証について内容を必ず確認するようにしてください。通常の注文住宅より保証期間がかなり短かったり、アフターフォローが有料になることもあるようです。

一般的な注文住宅の建物の保証は10年です。

定期メンテナンスなど保証期間内に無料のアフターフォローも付いている物件もあります。一方、超ローコスト住宅では保証期間が2年ほどの所が少なくありません。

アフターフォローが全て有料だったり、無料で受けられても対応が遅くなるような体制だったりというケースもあるようです。

どんな家でもそうですが特にローコスト住宅の場合は、建った後で問題がないかどうか、何かあった時にケアして貰えるのかで安心の度合いが大きく違います。

必ず契約する前に建築後の保証内容をチェックするようにしてください。

ローコストのメーカーでも手厚い保証を用意しているメーカーはあります。保証の充実度をいくつかのメーカーで比べてみるのも一案でしょう。

超ローコストとはならないかもですが
ローコスト住宅を建てる際、ローコストのハウスメーカー以外に地域で評価の高い工務店に相談してみるのもひとつの手です。
小規模経営の工務店は大手メーカーよりローコストが実現しやすくなっています。
地域密着で長く生き残っている工務店なら技術や経験値は高いのでコストダウンするノウハウはもっています。「500万円」は難しいかもしれませんがあなたの予算に合わせるならどうすればいいか、親身になって知恵を貸してくれる工務店さんを探してみるとよいでしょう。

まとめ

500万円のローコスト住宅について、メリットやデメリット、建てる際のポイントについて解説しました。

500万円で家は建てられます。

けれども安いというメリットだけでなく、デメリットもありますのでしっかり把握しておいてください。

ローコスト住宅の建築に失敗しないためには、

・オプション料金に気を付ける
・建築材料をチェックする
・建築期間を確認する
・建てる職人について聞いておく
・アフターフォローの内容を把握しておく

の5つのポイントを抑えておくようにしましょう。

この記事があなたの家造りのお役に立てば幸いです。

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