新築建て売り一戸建てを値引き購入できる2つの方法と交渉術

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念願のマイホーム購入、中古物件ではなく新築建て売り戸建てがいい。

できるだけ安く買いたいのだけれど、新築の値引き交渉ってできるんだろうか。

いつ値引きのお願いを切り出せばいいのかわからないし

そんな不安と悩みを抱えていたら、ぜひこの記事を読んでください。

値引き交渉のタイミングから値引きできる物件の見分け方まで、実践できるノウハウを伝授します。

そして、忘れてはならないのが、交渉は必ず購入の契約前に行なうことが大前提です。

契約を交わしてから交渉すると契約違反として訴えられる場合もありますので、気をつけましょう。

注意
この記事では「建て売り一戸建て住宅(分譲住宅)」について書いています。住宅の設計、建設を一から始めるいわゆる「注文住宅」ではありませんのでご注意ください

1.新築建て売り一戸建ては値引きができる

 

新築戸建ては値引きができる

結論から言うと新築建て売り一戸建てでも十分値引きは可能です。

売る側(ここでは分譲会社とします)としてはできるだけ高く、設定価格で買ってもらいたいと思うのは当然ですが、思い通りに売れるとは限りません。

分譲会社側の事情、片や買う側の誠意によって、新築建て売り一戸建てでも値引きが可能になるのです。

分譲会社側の事情とは、2章で詳しく説明していきます。

買う側の誠意とは、買いたい気持ちをきちんと伝えることです。

建て売り一戸建て住宅はほとんどの場合、売買の交渉相手は分譲会社直接ではなく不動産仲介会社の営業パーソンになります。

仲介営業担当に誠意を見せて、分譲会社にあの手この手で交渉してもらえるよう、自分たちの誠意、つまり値引きがメインではなく、その物件を強く買いたいという気持ちを見せることが大事になってきます。

それが実際の値引きにつながっていくのです。

値引きの相場は一概には言えませんが、目安は100万円ほどになると思われます。

うまく値引きしてもらえたとして、そこからもう一押しできるかどうかは、交渉術にかかってくるといえるかもしれません。

その交渉ポイントをこれからご紹介します。

2.新築建て売り一戸建て物件値引きを成功させる2つの方法

新築戸建て物件値引きを成功させる2つの方法

新築建て売り一戸建て物件は値引きされやすいタイミングと物件タイプというものがあります。

詳しくみていきましょう。

2-1.3つのタイミングを狙って交渉する

交渉の余地がでるタイミングは3回あります。

事前にわかっていれば、仲介営業担当者との交渉でさりげなく話の流れをつくることができると思いますので、ぜひ覚えておきましょう。

  • 分譲会社の価格改定直後のタイミング

価格改定とは、分譲会社が最初の売り出し価格から値下げをして改定した価格のことです。

値下げしたばかりですが、実はここが狙い目でもあるようです。

というのも、分譲会社の営業には価格付けに関して個人の裁量に任されている部分が案外あるようで、その改定価格に幅を持たせて自分が動かせる値付け幅を持っていることがあるようです。

気になっていた物件が価格改定していたら、仲介営業担当者に相談してみることをおすすめします。

  • 物件が建築中・完成直前のタイミング

分譲会社の営業にとっては、建築中や完成前の段階で完売することが一番望ましいとされています。

完成前に売り切りたいため、営業も焦ることが多いようです。その心理ををわかったうえで、交渉の席につきたいものです。

大幅な値引きは難しいかもしれませんが、欲しい物件ならトライあるのみです。

  • 分譲会社の決算直前のタイミング

3月は値引き交渉しやすい」とよく言われるのは、3月の決算を前に売り切りたいためです。

特に規模が大きい分譲会社の場合には、見逃せないチャンスとなります。

仲介営業は分譲会社の決算期をたいてい知っていますから、聞いてみることです。

決算月は大幅な値下げの可能性がある時期です。

上記のタイミングで値引き交渉を行なうには、物件の購入申し込みをしてからになります。

契約ではないので、買いたい意思を伝えるということですね。

当然、他の人も狙っている場合がありますから、手付金の用意はしておくことです。

現金で手付金をすぐ払える人が有利、ということも忘れないでおきましょう。

2-2.値引きしやすい物件を見つける

ある特定の決まった物件、というわけでなく、とにかく新築建て売り一戸建てを安く買いたいという人には、値引きしやすい物件を当たってはどうでしょう。

新築なのに値引きの可能性大の物件があります。その見分け方を紹介します。

  • 分譲地の最後の一区画

複数区画の分譲販売で、たとえば一区画だけ売れ残っていると、早く完売させたいと売る側は考えるものです。

そこが値引き交渉のチャンスです。

売れ残っている原因は何かしらあると思ったほうがいいですが、他の区画より少し奥にあるから、など、些細な理由であることも結構あります。

売れ残った理由について知ったうえで、どこまで妥協できるかを熟考し、大きな問題にはならないと判断したなら思い切った値引きを相談してみてください。

ただし、安い買い物ではありません。くれぐれも「お得感」に惑わされて購入してしまって後悔することのないように。

  • 中古物件扱いになる直前の新築建売住宅

意外に知られていないのですが、新築の建売住宅は、1年を過ぎると未入居中古物件という扱いになります。要は建物の価値が下がるということです。

分譲会社の営業にすれば、新築と言えるうちに売りたいと思うのは当然です。

この1年経つ直前の物件が、一番大きい値引きを期待できます。

販売開始から10ヶ月前後の新築物件がないか、仲介営業に聞いてみるのも手です。

いずれにしろ、値引き交渉したい時には、事前の準備を万全にして挑むのがベストです。

値引きに応じてもらえた時にはすぐ手付け金やローン審査の書類を渡せるようにしておくことも大切です。

3.希望物件が建築中で値引き不可なら、別の手あり

希望物件が建築中で値引き不可なら、別の手あり

前章まで新築建て売り一戸建ての物件は値引き可能と書いてきましたが、どうしても無理な場合ももちろんあります。

建物自体の価格の値引きではなく、お得に買う、時期を待つ、という考えもありです。

  • オプション面での価格交渉を行う

物件自体の価格が下がらないなら、価格はそのままで、システムキッチンや照明器具といった設備をフリーで付けてもらえないか相談してみましょう。

また、床材やクロスのグレードを上げてもらうのもおすすめです。

その物件が気に入っていてどうしても買いたいという意思を見せた上で、交渉の余地ありです。

  • 購入時期を遅らせてタイミングを待つ

もうひとつは、一旦諦めて、改めて時期を見直して交渉するという方法もあります。

ただこの場合は他に買い手がつく可能性も十分あるため、買えなくても構わないと思っておくことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

新築建て売り一戸建てでも値引きが可能なことを解説し、実際に値引きを成功させるための2つの方法を紹介しました。

3つのタイミングを狙って交渉すること

  • 分譲会社の価格改定直後
  • 物件が建築中・完成直前
  • 分譲会社の決算期直前

値引きしやすい物件を見つけること

  • 分譲地の最後の一区画
  • 中古物件扱いになる直前の新築建売住宅

さらに、それでも値引きが不可能な場合の別の手も用意しました。

  • オプション面での価格交渉を行う
  • 購入時期を遅らせてタイミングを待つ

交渉相手は、不動産仲介会社の営業担当者です。

お互い人間ですから、信頼関係をしっかり結んで、希望を伝え、叶えてくれる仲介営業担当なのかを見極めることも大事だと言えます。

この交渉術で、理想の新築建て売り一戸建てをお得に購入するお役に立てれば幸いです。